引越しそばの発祥はいつ?

引越しそばについての雑学をご紹介します。

 

クリスマスが過ぎて、いよいよ年末になると、第九の調べとともに年越しそばの話題もちらほら聞かれるようになったりもしますが、そばといえば、年越しそば以外にも、ひとつの慣習として日本に伝わるそばがあります。

 

一般的には「引越しそば」などと呼ばれ、引越しの際にそばを食べるという、やや不思議な慣習です。

 

そこで、今回は完全に雑学ということになりますが、引越しそばのルーツについてお話してみたいと思います。

 

一般的には、引越しの際に食べるそばを引越しそばと呼ぶ印象が強いですが、もともとは、「引越ししてきた者が近所に配るそば」のことを「引越しそば」と呼んだそうです。

 

最近はあまりこのような風習は日本でも行われなくなってはきていますが、しかし江戸時代にはごく自然に行われていた風習で、今でいえば、ご近所さんにタオルを配るような感覚でそばを配って歩いたのが、引越しそばだったということでした。

 

つまり、これからよろしくお願いしますといった、挨拶の意味が非常に大きかったということになります。

 

確かに、江戸時代に引越しそばを配るという風習が生まれ、すぐにその最盛期を迎え、その慣習がしばらく続いてきて、近年はめっきりそうした慣習が行われなくなってはきています。

 

しかしながら、現代版の引越しそば、すなわち「引越しのときにそばを食べる」という新たな(というか、正しい引越しそばの風習を曲解したもの)習慣は、未だに行われることは少なくないようです。

 

それを証拠に、商魂たくましいおそば屋さんが、引越しそば関連のサイトをたくさん立ち上げており、インターネットがこれだけ流通している時代にしてなお、やや古めかしい「引越しそば」のことばがウェブサイト上に多数見られたりするのです。

 

確かにおそば屋さんからすれば、年末の年越しそばだけしかイベントがないよりは、何らかのイベントがあったほうが、ビジネスを考える上ではメリットも大きいとは思いますが。

 

ただ、現代版の引越しそばにはそれなりのメリットがあるということも事実です。

 

何かとお金も時間もかかる引越しに際して、短時間で安くお昼ご飯を済ませることができるという点では、現代版の引越しそばの利用価値は確かにまだまだ残っているといえるでしょう。

 

そして、いつでもどこでも簡単に食べられるという点でも、やはり引越しそばは魅力です。

 

なんといっても、今ではお湯さえあればありつけるインスタントのそばもありますから・・・

 

結論:カップ麺でもいいと思います


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