引越しということになると、立ち退きの寂しさや新居への期待など、悲喜こもごもさまざまな感情が入り混じるという、少々カオスな状況に置かれることは珍しくありません。

 

ただ、そんなさまざまな感覚の中でも、我に返る瞬間というのがあります。それは、現在お住まいのお宅が賃貸物件であるというケースで、時として起こることになります。

 

賃貸物件を借りて新たに入居することになると、これに先立って、当然賃貸契約を結ぶことになります。

 

その際に、契約書はオーナーもしくは不動産屋に1通、そして自分で保管するためのものが1通発行され、それぞれ管理されることになるわけです。

 

そして、もし何かあったときには、この契約書の中に書かれているルールにしたがって、考えうる限りの事象が処理されることになります。

 

そして、その「何か」は、賃貸物件を引き払う際に発生する確率が非常に高くなります。

 

つまり、タイミングによっては、契約期間を数日残したまま退居するケースも当然考えられることになります。もちろん、そういったケースでも、基本的には契約書の内容にしたがって処理される必要がある、ということになります。

 

賃貸物件の場合、だいたい月末を締日とすることが多いと思いますが、たとえば、ちょうど真ん中の15日が引越しのタイミングになってしまった・・・ということになると、さすがに少しもったいないな、という感覚はおそらく誰もが感じることと思います。

 

15日ならまだしも、月初めになっていきなり引越しのタイミングになってしまった・・・ということになれば、これはもうかなり「もったいない!」という感覚に襲われることになるでしょう。

 

とすると、そういうケースでは、さすがに「日割り計算で家賃を返してほしいなぁ・・・」という気持ちにも、当然なるはずですし、また、なったとして仕方がないところではあります。

 

だからといって日割り計算で家賃を実際に返してもらえるかどうかというのは、また別問題です。原則として、家賃に関してはすべて契約書に記されているとおりの処理が行われるからです。

 

そして、家賃に関して契約書に書かれる内容となると、たいていは「1か月分ずつの支払い」ということになります。

 

ですから、一般的に考えれば、家賃の日割り計算で返納してもらえるということはない場合のほうが多いといえます。

 

ただ、もちろん契約書に日割り云々の内容が記されていればもちろん日割り計算が通用しますし、長年の取引があるという場合には、オーナーさんのほうも日割りに応じる、もしくは、今月分はけっこうですよ、といったケースもまれにはあるようです。


TOPへ戻る