物件の構造そのものも忘れずにチェック

物件の内覧を行う場合は部屋の中身にばかり意識が行きがちです。

 

ですが、その際に物件の構造による欠陥を見落としてしまう場合が考えられるのです。

 

気に入って契約した部屋へ引越しをした後になって、内覧の時には気付かなかったマイナス要素が出てくる事が多々あります。

部屋の中が臭い場合

例えば、部屋に入った際に何故か不快感を感じる臭いがかすかに漂っていたりする事も実際にあります。

 

そういった不快な臭いの元は大抵は物件の排水溝が原因となっているパターンが多いと言えます。

 

下水のような臭いで、発生元はキッチンのシンク・バスルームの排水溝・洗濯機の排水溝が詰まっている事が考えられるのです。

 

そこでアパートやマンションと言った集合住宅では下水管を連結していますので、他の家庭の下水管のトラブルの影響もあります。

 

年数がかなり経過している古い物件や、メンテナンスがあまり行われていない物件ですとこういった臭いが発生する確率も高いでしょう。

 

この時には不動産屋もしくは大家さんに連絡して排水管の清掃か交換をしてもらってください。

 

排水管のトラブルは悪臭のほとんどの原因となっていますので、快適な生活を行うためには欠かせないチェック項目です。

部屋の中がカビ臭い場合

部屋の中に入った際に絵の具のような臭いが漂う場合はカビによるものです。

 

もしくは埃っぽい臭いとも表現されますが、この臭いがした際には押し入れの中をまずは見てください。

 

押し入れの壁や床に気になるシミがあったり、壁紙が不自然に浮き上がっている場合は湿気が多くカビが生えやすい物件という事なのです。

 

カビは暗くて湿気の多い場所を好み、家の中では特に押し入れの隅によく発生します。

 

また、カビはほんの少しでも匂いがする場合、のちのち大きく広がる可能性があります。

 

ですが内覧の際にはカビの匂いを見落としてしまう事もあります。その原因はハウスクリーニングにあります。

 

以前の住人が出て行った後にクリーニング業者が入り、部屋の清掃や壁紙の張り替えを行うので、悪臭が抑え込まれて分かりにくくなってしまっているのです。

 

内覧で長い時間、部屋の中にいると気付きにくくなってしまいますので、部屋に入った瞬間に臭いに注意してみてください。

窓やドアのたてつけの具合

窓やドアは日常生活でよく使う部分ですが、内覧時には欠かさずチェックしましょう。

 

実際に部屋の中にある窓やドアは全て必ず開閉してみて、開けにくくになっていないか?という部分を調べてください。

 

もしも空ける際に抵抗がある場合は窓枠が完全に歪んでいるのです。この場合は不動産屋もしくは大家さんに直してもらうように頼んでください。

 

直してもらえないようであるなら別の物件を探した方が良いのです。窓枠が歪んでいるという事は物件自体に歪みが起きている事が容易に想像できます。

 

特に古い物件になると、耐震性構造も無い時代の設計で建てられた物件の可能性もあり、震度が大きい地震が来た場合には崩れてしまうかもしれません。

ベランダの安全性

ベランダは広い方が多くの洗濯物が干せて非常に便利です。

 

ですが、それ以上に気を付けねばならないのが防犯になります。特に1階の物件ですと泥棒から非常に狙われやすいからです。

 

外から簡単に侵入できそうなベランダならば避けておくのが良いでしょう。また2階にあるからと言って安心するのは良くありません。

 

物件の隣に同じような高さの建物があり、その隙間は人が1人入れるようなスペースしかない場合は危険性が高まります。

 

泥棒は壁と壁の間を伝って登ってきたりするのです。さらには雨どいが物件の外に出ている物も伝って登って来たという事件も実際に起きているからなんです。

 

また、ベランダが外から丸見えの場合も防犯上良くありません。

 

言い方を良くすると見通しが良いとも取れますが、泥棒からしてみれば部屋の中が見えるという事は「盗んでください」と言っているようなものです。

 

丸見えの場合ですと、外から見られたくないので常にカーテンを閉めていなければならず、部屋の中に光が入って来る事がなくなってしまいます。

 

そこで外から部屋の中が見えてしまう物件は避けておくのが一番安全です。他の物件を探すようにしてください。


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